トイチとは
よくサラ金もののドラマや映画などで、「トイチ」という言葉を聞いたことはないでしょうか?ヤミ金の代表的な言葉とされていますが、トイチというのは一体どういう意味があるのでしょうか?トイチというのは、キャッシング会社で借り入れをして、10日経過すると金利が1割発生するということを意味しています。10日で1割といわれてもイメージすることができない人もいるかもしれません。
通常キャッシングの金利を比較するときには、年利で換算をして計算をします。もしトイチを年利で換算をすると、実に360%を超えてしまうということになります。自分の借り入れをしている額の3倍以上の利息の支払いをしないといけないことになってしまいます。しかもトイチで、複利計算で利息を出すということになるとさらに利息の額は膨らんでしまいます。
複利というのは、利息の計算をするときに、元本と利息を合わせた額に対して、さらに利息がつくという計算方法になります。通常は定期預金の利息支払いをするときに使われます。キャッシングでは、元金に対して利息をつけるという単利方式の計算方法を取りますが、ヤミ金だと複利計算をする可能性も全くないわけではありません。
すると、トイチということは、元本に10日で1.1をかけていきます。20日が経過すると先ほどの1.1を掛けた値にさらに1.1をかけていくことになります。ですから、先ほど上で紹介した360%を超える年利でも高いのに、さらに年利が高くなってしまいます。たとえば、10万円を借りたとして、トイチで複利方式にしたとします。するとあっという間に300万円を超えてしまう計算になってしまいます。ですから、ヤミ金に引っかからないようにすることが大変重要なのです。
ですから、このようにおかしな金利計算の業者からお金を借りてしまった場合には、泣き寝入りをせずに、弁護士などの専門家に相談をすることをお勧めします。また、金融庁では、ヤミ金に対する相談機関も設けられています。このようなところで相談をすれば、あなたの抱えている借金の契約自体が無効になる可能性もあります。年利109.5%を超える金利設定になっている場合には、契約自体が無効になって、利息の支払いはもちろんのこと、元本自体の返済義務がなくなる可能性もあります。